着物の整理をしていてふとたとう紙を見たら‥
茶色いシミがっっ!
茶シミは突然に。
しかも結構な大きさですよ。2~3cmのシミがいろんなところに出てきていたのでビックリ。
衣更えで夏用の帯を出したときに、入れ替わりでしまったていた帯のたとう紙なので、3カ月ちょっとの間に出てきたわけですよ。
今年の夏の暑くて湿気も多かったからですかねぇ。
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小さい点々が集まってボヤっと大きなシミになっています・・
たとう紙を開けて中を確認してみましたが、幸いにも帯には影響はなくシミは移っていませんでした。よかった。。
今回のように、たとう紙は着物や帯を湿気から守る役割も持っているんです。
昔はウールの着物が多かったので、着物には虫が大敵と言われてきましたが、今では湿気が何よりの敵なのです。
和紙でできたたとう紙は湿気を吸ってくれるので、着物や帯に湿気が入ってしまう前にガードしてくれるんです。
ただし、たとう紙も万能ではありません。湿気を吸って茶シミがポツポツと出てきてしまったまま放置すると、たとう紙にできたシミが着物や帯に移ってシミ・カビの原因となってしまうことがあります。
ですので、時々たとう紙を点検してシミが出ているようでしたら新しいたとう紙と交換することをおすすめします。
↑↑ お手頃価格のたとう紙
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↑↑ 私の愛用品。大切な着物はきものキーパーに入れています。 帯も入れておけばよかった・・。
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